Ibanez SRGT47FM エレキギター 【スルーネックのRG】
Ibanezでは珍しいスルーネックモデルです。島村楽器の別注品とのことで、「SRGT」のSはShimamura、TはThroughの頭文字でしょうか。FMはFlame Mapleと思われます。
Made in Koreaです。Korea製はSamick、Epiphone Saeinなどは低価格でもそこそこの仕上げなのできらいではないです。黎明期のSquier Koreaはきらいです。
ヘッド
一般的なIbanez形状ヘッドです。RG Seriesのロゴ入り。
ネック
一般的なIbanez RGのネックだと思います。
ナット幅43mm、12フレット部幅53mm。
スルーネックなのでラミネートパターンがボディのテール部まで貫通しています。
ネックヒールからボディの連結部がなだらかな曲線に加工されていて、ハイポジションが弾きやすいです。ギターを持ち上げる際にジョイント付近を握るとフィット感がよくて、スルーネックを所有しているという満足感があります。
ボディ
トップがフレイムメイプル、バックがバスウッドです。
ブルー系の暗めの塗装で、フレイムメイプルですがあまり主張しないのが慎ましいです。
ピックアップ、コントロール
1VOL/1TONE、5WAYのピックアップセレクタでハムがコイルタップするタイプです。
この個体はフロントPUが欠品していたので社外品に交換しています。
オリジナルはフロント側からINF1(H)、INFS1(S)、INF2(H)が搭載されているようです。
廉価版ピックアップとのことですがINFS1、INF2を試してみたら、解像度はそれなりながらドンシャリなキャラクター付けがされている印象でした。個人の感想です。
ハードウェア
ペグはブランド名無しのロトマチックタイプ。
ロック式トレモロはIbanzeオリジナルのもので、刻印入りです。トレモロキャビティから見える赤いパーツがスポーツカーのエンジンヘッドカバーみたいな、見えないこだわりっぽくてすきです。
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